世界が世界トラの日を祝う

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(出典:tigers.panda.org)

世界トラの日(Global Tiger Day)は、毎年7月29日に祝われ、この雄大でありながら絶滅の危機に瀕している大型ネコ科動物への意識を高めることを目的としています。この日は2010年に制定され、トラの生息地である13カ国が協力して、2022年までに野生のトラの個体数を倍増させるという世界目標「Tx2」を策定しました。

2016年は、この野心的な目標達成の中間点にあたり、これまでで最も団結力と熱狂に満ちたグローバル・タイガー・デーの一つとなりました。WWFの事務所、団体、著名人、政府関係者、家族、友人、そして世界中の個人が、#ThumbsUpForTigersキャンペーンを支援するために集結しました。このキャンペーンは、トラの生息国に対し、トラの保護活動とTx2目標への世界的な支持を示すものでした。

世界各地の「グローバル・タイガー・デー」のハイライトを以下の国々でご覧ください。

「トラの数が倍増することは、トラのことであり、自然全体のことであり、そしてまた私たちのことでもある」 - WWF事務局長 マルコ・ランベルティーニ

中国

中国北東部では、トラが再び生息し、繁殖しているという証拠があります。現在、中国はトラの個体数を推定するための調査を実施しています。今年の世界トラの日、WWF中国はWWFロシアと共同で、中国で2日間のフェスティバルを開催しました。このフェスティバルには、政府関係者、トラの専門家、企業代表団が参加し、政府関係者、自然保護区の代表者、WWF事務所によるプレゼンテーションが行われました。企業と自然保護区の間で、トラの保護に関する小グループディスカッションが開催され、企業代表団向けの現地視察も手配されました。


投稿日時: 2022年7月29日